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#236【〝インプラント周囲炎〟を解説! その壱】

  • 康生歯科医院
  • 1月13日
  • 読了時間: 2分

歯を失った時の治療法として、インプラントを選択される方が増えていますが「インプラントを入れたら一生使えるでしょ!」という安易な考えでは、せっかく入れたインプラントを失ってしまうこともあるのです(^_^*)

今回は、インプラント治療を受ける前に必ず知っておいていただきたい〝インプラント周囲炎〟についてお話します(^_−)−☆

まずインプラントとは?(・・?)

歯を失った部分の顎の骨に、ネジのような形をしたチタン製の人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯(クラウンやブリッジ)を取り付ける治療法です。

チタンが骨と結合(オステオインテグレーション)することで、天然歯と同じように噛むことができるようになります。

隣の歯を削ることなく、失った歯の部分だけで治療を完了できることもメリットの1つです(^。^)



(医学情報社『インプラント周囲炎を治療する』より引用)

続いて本題の〝インプラント周囲炎〟とは?(・・?)

上の写真をご覧ください(^o^)/

インプラントは、歯槽骨という骨に埋まっており、その上を歯ぐきが覆っています。

インプラントの歯磨きが不十分でプラーク(細菌の塊)が溜まった状態が続くと、まず歯ぐきが炎症を起こし、出血や歯ぐきに赤みが出てきます(°_°)

これが〝インプラント周囲粘膜炎〟です!

さらに細菌がインプラントに沿って歯ぐきの奥の方まで侵入し、骨の部分まで達すると、インプラントの周りの骨を溶かしていきます(*_*)

これが〝インプラント周囲炎〟です!!

つまり、、、

〝インプラント周囲粘膜炎〟は歯ぐきに限局した炎症なので、

『適切な歯磨きと歯科医院でのプロフェッショナルケアで、健康な歯ぐきへと回復することが可能です!』

↑ここ重要ですo(^_-)O

しかし、、、

〝インプラント周囲炎〟は歯槽骨まで炎症が波及してしまっており、骨が吸収し始めている状態なので、

『一度吸収した骨は二度と戻ることはなく、インプラント周囲炎が治ることはありません…)

↑悲しすぎる運命( ;∀;)

そして、骨が吸収すればするほど、歯ブラシの毛先もプロフェッショナルケアの道具も届きにくくなり、インプラント周囲炎が進行していきやすいのです(>人<;)

後にインプラントが脱落してしまう…(°_°)チーン

だから!

安易な考えでインプラント治療を受けてはいけないのです(o^^o)ゞ

でも大丈夫です(^_−)−☆

インプラントについて正しい知識を得てそのように行動をしていけば、快適に食事をすることができるし長く使っていけるはずです!

長持ちさせる秘訣がありますので、次回は続きをお話しますね♪!

 
 
 

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